病院からのお知らせ

院内研究発表会について

3月12日、13日の両日今年度の院内研究発表会が開催されました。

昨年の春より、臨床で出会う疑問や課題について向き合い取り組んできた研究7演題が発表され、質疑応答を通して、活発なディスカッションが行われ有意義なひと時でした。今回発表された研究のテーマとしては、退院支援、地域移行支援、アンガーマネジメント、バリデーション、患者の栄養管理など多岐にわたり、複数部署で協働して研究活動に取り組まれた演題もあったというのが今年の特徴でありました。

臨床研究は、実践の質向上の一つの手段であり、当院ではこれまで院内で研修を行うなど力を入れてまいりました。

「研究」とはとても難しいものと捉えられがちで、職員の中には苦手とする方も多いです。とても簡単に研究を説明すると、研究とは「分からないことが分かる」ということです。分からないことが分かることで、これまで以上により良い医療、よりよい看護が提供できるようになります。また、医療者として自分自身が抱く疑問や課題に真摯に取り組むことが必要であり、職員の成長の機会となっています。

今後も院内外で、当院で取り組んでいる実践に関する研究発表を行なってまいりますのでご期待ください。

研修委員会研究担当 髙谷 新

写真_院内研究発表会

写真_院内研究発表会

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